20歳にしてNEETになった件について

社会人になって1年半の軌跡

高校はなんとなく卒業し、職業訓練校で1年勉強して両親の実家があるからという理由で九州の北から南に引っ越した。

そんで知らない田舎町に不安を覚えながらも、手に職はつけなければ・・・という焦りで近くの携帯販売会社に就職することになった。

ありがたいことに、先輩方は自分を優しく迎えてくださった。

アルバイトなんて、学生時代の年末に募集されてた「年賀状の仕分け作業」くらいしかしたことなかったから、実質これが初めての「仕事をする」ということだった。

 

ーー思っていたより大変だった。外野からみれば、ニコニコと笑いながら携帯や携帯会社のサービスに詳しい綺麗なおねえさんが仕事をしているって雰囲気だけどやってみたら違った。膨大な量の自社サービス情報を覚えたと思ったら、来月にはまた、頭の中をエンドレス更新し続けなければならない。地獄かここは

おまけにノルマもある。退職してみて気づいたけど、私という人間はどうやら販売というものが合わないらしい・・・なんだか、おおげさな言葉で人をいいくるめてしまうようで、なんか・・・だめだったんだ、気が滅入ってしまって

 

そんなこと言ったって世の中には販売業を天職だと思える人たちだっているし、紹介されたお客だって「あなたでよかった。」と感謝しながら商品を買っていく、理想のwin-winだってあるんだからそんな言い方は失礼かもしれない。 ただ私がその「型」にはまれなかっただけで、時間をかけて先輩と同じ「型」にはまろうとした時、身が削れて痛いなんて思うのはきっと気のせいだ、すぐに慣れると言い聞かせてーー

 

私ができそこないの人間ってだけで

ただそれだけのことだった。

これからどうしようか

・・・てな感じで精神削られちゃって辞めることになった。辞めたくはなかったんだけど、体が限界だった。辞めるしかなくなった感じ

あ、でも辞めて2週間もしたら元気復活した(งᐛ )ง

学生時代より楽観的に物事を考えられるようになったかも(これは大きい収穫🎉)

 

学校とか会社の社会的役割からポン、と外れてどこでもない場所で時間を過ごしてみると「自分はなにをしたかったのか」「自分って何が得意で何が苦手なんだろう」と、はじめて考える。

今までの景色がまっさらになったら見る暇がなかったものを、見る暇ができた。

そして現在は親の家にお世話になりつつアルバイトしてお金を稼いで来年にはひっこしてみようかな、なんて計画してたりする。

また社会に飛び込むのは勇気がいるけど、このままはさすがにあかん。

(ひとりぐらしして動物飼えないし好きなお菓子も買えないし)

よくネットで、「人生1回きりなんだから好きなことやれ」って言葉をみるけどなんかそんな気もしてきた。若いうちに色々やってみるのも後々、勉強になるのかもしれない。

 

そんな感じで今日も私ははてなブログを書いております。