にじみ出る色気っていいよねって話。

※ここで話すのはエロいとかそういう話ではなくて、「日常生活やふとしたしぐさに滲む色気」について思うところを書いていく。

 

私たちは魅力的な女性の立ち居振る舞いを見て、「色気がある」「色っぽい」「セクシー」などと評する。それなら似た用語である、「エロ」とはどう違うのだろうか?

 

ちなみに、私が思う「色気」とは

« 例えばモデルの写真集など »

▷品がある、高級感がある、ドキリとする、洗練されている、滲むようなフェロモン、惹き付けられる魅力を感じる…

 

そしてただの「エロ」とは

« 例えばアダルト雑誌など »

▶︎はしたない、俗物的、やらしい、品がない、性の押し売り...

(※これらは個人的な意見です)

 

ーーーとまあ、こんな感じ

 

色気を感じる有名な人は?と聞かれたら、椎名林檎さんだと答えたい。歳を重ねるにつれどんどん美しくなっていく。みんなに魔法をかけて視線を釘付けにしてしまう魔女のような。私は彼女の書く歌詞や歌声が、魅力的で好きだ。

 

そういえば昨日、イオンに買い物に出かけたときなんだか色気を感じる男性を見かけた。その方は顔がイケメンだ!ということではないが、ピクリとも笑わないいかにも口数が少なそうな雰囲気だ。さらさらの黒髪に銀のメッシュ。黒ぶちメガネと、肩にはヘッドホンをかけてステージの設営準備をしている。なんだか目で追ってしまう。

彼がいじっているあれは、音楽機材だろうか。だとしたら音楽関係の者だろうか。

そう考えているうちにミニライブが終わり、観客が様々な方向に散らばっていく中でも私はその場に残っていた。

彼はてきぱきとした機敏な動きで機材をバッグに直していく。手慣れている。この業界は長いのだろうか。あらかた仕事が終わったのか、缶コーヒーを手に取り口に流し込んだ。その仕草を見た私は(にじみ出る色気ってこういうことか!)  とひとりで胸きゅんしていたのは秘密。