【祭nine】の九州ライブに遭遇したら一瞬でファンになった

私が都城のイオンで買い物をしに来ていた日のこと。

お昼ご飯を済ませて店を出た時、突然、向こうの方で響きわたる男性の声が。あー、もしかしてイベントがあって歌手が弾き語りかなにかをするのだろうか。と、気になったので声のする方へ足を運んでみることにした。 

なんかアイドルがミニライブするってよ!

人だかりの前には、大広場に設置されたステージと、音響機材と、かっこいい衣装を身にまとった少年たちが待機していた。たくさんの人達はみてみると若い女性ばかり。各々が、様々な色のペンライトを手に持って今か今かとわくわくしているようだ。せっかくなので見てみようと思い少し遠くでライブが始まるのを待って、10分後。かすかに流れていたBGMの音量が急に大きくなり、ファンらしき女性達の期待もぐんぐん上がっていくのを肌で感じる。そろそろ始まるみたいだ。

個性と魅力のアイドル集団、祭りnine!

matsuri-nine.jp

少年たちがステージに上がり、簡潔な挨拶を終えると曲が流れ始めた瞬間に、ファンの女性達がきゃあああ!と歓喜の悲鳴を上げるのでちょっとびっくりしてしまった。

…すげぇ。さすがファンと呼ばれる集団。ちょくちょく求められる合いの手を完璧にマスターしつつ、爆音に負けじと大きな声を出して盛り上がっていらっしゃる。その迫力に腰が引けるものの、今までライブ経験がない私にとっては楽しそうでいいな、と羨ましく思わず笑みがこぼれる。

 合いの手は全くわからないので、とりあえず歌って踊る彼らを眺めてみる。…うーーーん、なるほどなるほど。みなさん美形な顔立ちをしている上に、背が高い。まさにイケメンとは彼らのことをいうのだろう。

 今後のさらなる成長に期待!

 引き締まった体でダイナミックに踊るその姿は、少年といえど「男」のたくましさが汗とともに溢れているのを感じた1日になった。決して広くはないであろうステージで懸命に歌って遅る彼ら。キレッキレのダンスと個性的なキャラクターは観衆の心をいとも簡単にわしづかみにしてしまうパワーを感じる。

 

彼らの活動はTwitteryoutubeでも拝見できるのでこの記事をみつけた機会に、ぜひ見てみてはどうだろう。

ぼくたちは、あの頃確かに勇者だった。

ある夜、近くにあるゲオにふらりと寄ったら懐かしのDSゲームが視界に入った。

 

ちなみに、レイトン教授シリーズはご存知だろうか?

 

それはレベルファイブが手掛ける謎解きゲーム。ロンドンの英国紳士、レイトン教授とその助手のルークが謎を解くストーリー形式になっている。今や様々なシリーズが世に出され、映画化にまで発展した超人気ゲームといえる。私が初めて映画館で観た映画が、確かそれだった。上映終了後、嬉々としてキャラクターのストラップを買ってもらったことをよく覚えている。

私が好きなのはもちろん謎解きの成分と共に、魅力的なキャラクターだ。レイトン教授の紳士的な振る舞いと静かに響く声は聞いていてとても心落ち着く。だがしかし、それとは対称的な少年ルークの無邪気なところも、次々と展開してゆく物語には欠かせない。

 

このゲームが流行り始めたのがおおよそ10年前だなんて、時間の早さにゾッとさせられる。あの時は10歳で、今は20歳。小学生時代に親に買って貰った最新機器のDSであのソフトを遊んでいた過去は、かすかに、確かに存在していたのだ。もうあの頃には戻れないけれど子供だった自分を思い出したくて、私はレイトン教授と最後の時間旅行のソフトを手にしてレジに向かった。

 

久しぶりに遊んでみて、とても楽しかったというのが率直な感想だった。また先生とルークに会えた喜び。難しい謎に苦戦した後、ハッとひらめいた脳みそのあの感覚。懐かしかった。

そして物語の内容が時を越える、というだけあって私自身、過去と現在の10年間の時間を越えたような気分になってしまったことは否めない(笑)

 

それにしても技術の進歩のスピードはものすごい。最近ではプレステ4も出たし、さらにはVRなんてのも発売されてより立体的かつ臨場感溢れる時代になってしまった。そのことを思うと、10年前の画素が今と比べて相当荒いものだとしたら...?と不安だったのだが、特に心配することはなかった。...まあ、たしかによくよく見ればちょっとばかり荒はあるように感じるかもしれないが、言い換えれば古風で趣がある。もちろん、現在のゲームだって素晴らしい。画面がとても美しくて、うっかりそれらの世界観に引き寄せられ、我を忘れる程の魅力で溢れている。いい時代になった。

 

そんなことを考えながら、自分で購入した3DSでひと昔前のゲームを遊んでいてふっと虚しい気持ちになる。誰に伝えればいいのか分からない想いがせきを切って流れ出す。それを吐き出したくなったので、少し話したい。

 

 

ゲームと共に育ってきた私たちにとって、ファミコン世代にとっては、ドット柄のゲームほど落ち着くものはないのだ。シンプルでいて奥深いピコピコ音が懐かしくてたまらないのだ。学校から帰ってすぐにコントローラーを握って勇者として冒険した日々はきらきらして眩しくて。プレステ2が故障してしまいまだクリア出来ずにいるあの物語の続きを知ることが出来ないのを、大人になってまで後悔している。このゲームの続編はまだか、と期待する。しかし吉報は訪れない。ゲーム業界だっていろいろあるのは分かってるつもりだ。でも期待している。まるで、答えを知りつつも想いを寄せている片想いのようだ。胸の奥がキュッと苦しいのに似ている。

 

ーーああ、そんな中でも飛び跳ねるくらい嬉しいことがあった。

 

昔、プレステで遊んだファイナルファンタジーX。私はあの物語がたまらなく好きだった。あのゲームに惚れ込んでいた、なのにもう遊べないのかと肩を落としていたのだがPSvitaでリメイク版が出たと聞いて、なけなしの小遣いをはたいて買った。スタート画面と、流れる音楽からもう懐かしかった。キャラクターや風景の輪郭がはっきり映り、さらに美しくなっていた。今は強くなる為、レベルアップの最中だ。

 

 

だから、何を伝えたいかというと【いくら時間が経ってもいいものは  いい】ってことだ。

 

 

家事と食事と風呂を済ませ、空に月が浮かぶ頃。ゲーム機本体のランプを緑に光らせ、後方に小さくなったカードを押し込む。

 

黒の画面から一転、現実世界に私はいない。

あるのは右手に握りられた、ひとつの剣。

静かに目が開かれた。

 

----今度こそ、この物語へハッピーエンドを。

ブログを書かないと落ち着かない呪い

最近ふと気づいたことがある。なんか知らんけどブログを1日ひとつ書かないと、寝る前のハミガキを怠ったみたいに気持ち悪くて落ち着かないのだ。なんだこれは、私は一体どうなってしまったんだ...

 

この現象に気づいたのは一昨日の夜のこと。「はー、ブログ書かないとなー...せっかく継続してるからな。あーでもアニメ見る時間無くなるからやめとこ、蟲師みよ」 

と、のんきに考えた私はスマホでアニメを見始める。数十分経った時、なんだかそわそわして落ち着かない。その時ハッとした。

 

(ブログ書かないと落ち着かねぇ...!!!∑(・ω・)

 

そう心の中で叫んだ後なぜ私がしばらく部屋から出てこなかったのかは分からない。

 

おそらく、これははてなブログのサーバーを通して私の脳にかけられた一種の催眠術なのだろうか。末恐ろしい。誰でも簡単にブログが書けるなんて、初心者ホイホイにも程がある。

 

そういうことだから、「ブログ書くのに興味あるけど難しそうだからまだやってない」人達に忠告しておく。

 

 

 

 

 

とりあえず書いてみて、意外と楽しい( ˘꒳˘)

パワーストーンとタロットカード

お題「マイブーム」

今回はタロット占いとパワーストーンの話をしようと思う。

 

あっいや、変な宗教とかじゃないから。

スピリチュアル系なのは認めるけどそういうのじゃないから( ˙꒳˙ )ゞ

 パワーストーンって…

石に関しては、ただシンプルにキレイってだけ。ほんとに力があるかはおいといて、キラキラしてて透き通っててキレイじゃないか。光り物はいいゾ^〜 (よだれを垂らしながら)

 

まあ、パワーストーンはただのお守りみたいな感じ。ほら受験生だって学業の御守り、願いをこめて買ってくじゃん。それと一緒だよ。

よく持ってれば運気が上がるとかいうけど、たぶんそれだけじゃ上がらない。大切なのは石を買うことではなくて、石にこれからの願いをこめて、それ相応の行動をすることなんじゃないかと思う。そしたらそばで応援してくれるんじゃないかな、たぶん。知らんけど😌(そこまで通じゃないもので...)

 

ああ、でも石にも意思ってあるんだなって思う出来事は何度かある。身につけてたら熱くなったり、ピリッて電流が走るようなときが。

タロット占いとは... 

そんでもってタロットカードは、自分の内面をカードを通して見つめるって雰囲気。初めてカードを買った時はやってみてもこんなの偶然だ、って飽きちゃって1年くらいタンスに眠ってたんだけど、ある日久々にカードを見てびっくりした。

「なんかカードが光ってる...??」

いやいやいや...そんなはずは。

どうした?頭でもバグったか??  と自問自答しつつ、目をこすりカードを凝視する。

どう言えばいいのか分からないけど、2次元のはずのカードから光を感じるのだ。カードも意志を持ってる...? 真偽は分からぬ_(-ω-`_)⌒)_

 

 

とまあ…そんな感じでたまには自分を見つめる瞑想の代わりにタロットカードを買ってみるのもいいかもしれない。(本屋さんとかアマゾンにもあるはず)

なによりイラストが綺麗☆*。女は美女で、男は美男子だ!!(※これ大事)

この機会にタロット占い、やってみてはいかがだろうか。

 

もう一度行きたいUSJ

お題「もう一度行きたい場所」

もう一度行きたい場所は? と聞かれたら、まずは大阪ユニバーサルスタジオジャパンだと答えたい₍₍ ( * ॑ ॑* ) ⁾⁾

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やっぱりハリーポッターの世界観を再現したといわれるあのエリアは映画の中に迷い込んだようで、わくわくする。

ホグワーツ城なんてまさにホグワーツ城だった(※興奮により語彙力低下)

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正直飛行機に乗る前に言われた、親戚の「特に面白くなかった」発言が脳裏にこびりついてるのもあって、USJにあまり期待はしないで楽しもう。という偏見を持ったまま飛行機に乗ったのだが、アトラクションを楽しむ内に学んだのは、人の意見だけで判断するのは損だということだった。

日本の端からはるばる飛行機に乗って来たかいがあったと思う。

 

私としてはUSJに来たら必ず、一直線にハリーポッターエリアに行くんだ!と心に決めていた。パンフレットと買ったばかりの一眼レフを握りしめて、母と広大な敷地を練り歩いた。

せっかくの素晴らしき世界観。これは写真に収めるしかない、とカメラを構えてシャッターを切って見直したら、なかなか良いの撮れたんじゃないかな、と自慢したいお写真がこちら。

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ーーーふむ、技術を磨けばもしかするとカメラマンになるのも夢じゃないかもしれない(※これらの写真は全てオートです😌)

 

あと、ハリーポッターの新作アトラクションも行った! これがまたすっげー臨場感‪。夢と現の区別がつかない‪𐤔𐤔‬ (あらかじめ酔い止めを飲むことをオススメする) ...さもなくば腹をさすりながら帰路につくことになるかもしれない😇😇 ちなみに私はそうなった...

 

いやはやとても楽しい1日だった。ポップコーン美味しいし、行った日がハロウィンイベントをしていたこともあってパーク内はすてきな装飾が施され、周りを見渡せばコスプレをした美男美女が歩いているというまさに私にとってパラダイスだった。またUSJ行きたい。コスプレをした美男美女が見たい。

🎃HAPPY HALLOWEEN

今週のお題「ハロウィン」

 

 ...いよいよこの季節がやってきたか( ˘꒳˘)

 

youtubeのコメント欄は盛り上がり、きっと東京のスクランブル交差点ではお菓子を求め、さまようおばけ達で溢れかえることだろう。(あっゴミは持ち帰って)

みんな仮装とかするのかな。いいなぁ

クロネコとかかわいいな。シスターも雰囲気あっていい…🤔💭

 

と、想像する私はというと、ハロウィンの日は特に予定は入ってない。もしゾンビ仮装したとしても、田んぼはあるが街灯の無い田舎町ではただの化け物になってしまう。

さらに引っ越したばかりで同い年の友人がいないのからひとりで、ということになるとそれはもう、なおさら臨場感があるホラー映画が出来そうだ。奇声を上げて走ってくるみたいな。想像するだけでゾッとする。

 

とまあ、そんな感じなのでリア充の方々は友人と存分に楽しい思い出を作ってほしい。

私は自宅でお菓子をつまみながらニコニコ動画のゲーム実況を見ることに決めた。これこそひとときの幸せ。

1年に1度なんだから気合い入れて行ってこい(っ'-')╮=͟͟͞♡

桜となって空に爆ぜる。

 とある知人が、戦争の話をして下さった。

 

 特攻隊がどんな想いで儚く死んでいったのか。涙を浮かべて言葉を紡いでいる知人の前で他人事のように、頭の隅っこで考えてみる。

正直戦争なんて興味のかけらもなかったし、平成生まれの私には関係ない。

でも、人生観の話をたくさん聞かせてもらった次の日。ふと、それについて興味がわい た私は近くの航空資料館に足を運んでみることにした。

 資料館の駐車場に車を停め入り口に向かう道中、お年寄りの集団とすれ違った。

きっと視界の端にあるツアーバスの客だろう。若者の分類に入るだろう私を、物珍しそうに見やっていた。

 

 案内係の言う通り、まず2階にある資料を眺めることにした。その空間には戦時中の茶碗や特攻隊の男の遺書などが、ガラスの向こうで静かに眠っていた。

「茶碗」と名付けられた皿ーーー。茶碗というより、痩せこけた犬のご飯を入れる器のうよう。今となっちゃあ考えられないな、と思った。

  となりのガラスには、汚れてしまった紙に筆の文字が並んでいて気になって覗き込んではっとした。なぜなら、冒頭に「特攻隊に選ばれて光栄だ。日本男児として、名誉あることである」と記されていたから。

 わたしはその遺書を黙読した。ガラスに指紋がついてはいけないのに、夢中で文字を追った。しばらくして、眼球が紙の左端まで追いついて顔を上げた。改めてその紙を見つめて疑問に思う。これから死にに行くというのに、なんて誇りに満ちているのだろう。

 

それから、館内を探索していろんなものをみた。刀、銃、旅立つ友への寄せ書きを集めた日本国旗。歩を進めながら思うことといったら、それにしても本当によくこの時代まで形を維持し、見つけてもらえたなあということだった。

 だいぶ色んなものを見て歩いた先に、特攻隊の人物の写真が壁一面に飾られた部屋にたどり着いた。白黒の若い男たちの顔写真が並ぶ光景は、少し腰が引ける。

 

 おそるおそる足を踏み入れて驚く。その奥にも、写真がずらりと並んでいて、その下には名前まで書かれていた。胸の奥がぎゅっと絞められたような気がして、目を伏せた。

 空間の真ん中。テーブルの上に並べられたいくつかのファイルが気になり、そのひとつを手に取るとそれは神風特攻隊の遺書を集めたものらしい。ぱらぱらページをめくり、ひとつの遺書を読む。「母上喜んでください。私は特攻隊に選ばれました。日本男児にとって最も誇らしいことです。笑って死にます。兄弟のこと、よろしくお願いします。それでは、」 さよなら ーーーぽた、と雫が垂れた。最後のひとことに、なんだか涙が溢れて止まらない。どう生きていけばそう強くなれるのか、無力な私には考えても理解できそうになかった。 怖く、なかったのだろうか。しかも、喜んで死んでいった彼らは19歳や20歳ばかり。文章からにじみ出るその鋼のような精神の強さは、自分は今まで何をしてきたんだろうとこれまでの怠惰を恥ずかしめるのには十分だった。